2012年06月04日

会計事務所のスタッフは顧客担当制です。
ある程度仕事ができるようになると、各個人に担当が割り当てられ、
その数は、20社～30社程度になります。

担当を受け持つと、基本的にその顧客に関する業務は一人で受け持つことになります。
経理資料の回収、入力処理、月次報告書の作成、月次監査、コンサルティング内容の決定等仕事は多岐にわたります。

顧客を担当して、数か月が立つと、お客様との信頼関係が芽生え始めます。
僕らも、はじめは遠慮がちにお客様との距離を測りながら仕事を進めますが、
しばらくすると、お客様とより深い関係になれるよう、どこかでスイッチを入れる必要があります。

そのスイッチを入れるタイミングは経験の差によって決まるかもしれません。

いずれにしても、お客様の懐に飛び込むタイミングを図って、エイッと飛び込み、
腹を割って話し合える関係を築く必要があります。

僕らの仕事は、会社の財務・労務・未来への計画等を練り、会社と社長・従業員が、それらを実践に移す手助けをすることです。言うなれば、会社の健康管理と肉体改造のトレーナーを合わせたような仕事です。

ですから、お客様とは、信頼関係を築き、何でも話し合える関係を作らなくてはなりません。
たまには社長に対して、指導しなくてはならない場面もあります。
しかし、それは会社の未来のためであり、お客様のためですので、
遠慮してはいられません。

僕らの仕事は使命感に溢れた仕事です。
「僕がやらなくて、誰がやるんだ！」
と、月に4・5回は、心に力をみなぎらせて、お客様のもとへ向かう日々です。

やまもと