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2021/11/18

貯蓄から投資へ

貯蓄から投資へ

税務2課の小林といいます。

NISAという制度をご存じでしょうか? NISAとは、平成26年1月にスタートした、個人投資家のための税制優遇制度です。この制度は、英国の個人貯蓄口座“Individual Savings Account”を参考にした少額投資非課税制度で、NISA(ニーサ・Nippon Individual Savings Account)という愛称で呼ばれています。

NISAでは毎年の非課税投資枠が設定され、株式投資信託・上場株式等の配当・譲渡益等が非課税対象となります。たとえば株式投資信託に投資した場合、「値上がり益」と「普通分配金」が非課税になります。(https://www.bk.mufg.jp/tameru/nisa/index.html?utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_content)参考

今では上記の制度は5年以上を経過して通常のNISA、積立NISA、ジュニアNISAと三つの制度があります。

現在開設されているNISA口座数約1700万口座で稼働率も50%を超えているようです。 ですがその中で投資初心者の割合は約30%です。そして一般NISAと積立NISA・ジュニアNISAを合わせた残高は約25兆円と金融庁がデータを出しています。日本の国民の預金残高は約1000兆円ということなのでやや物足りない感じはします。 しかし日本国民の金融資産は合計1950兆円とデータが出ていますので意外にも預金以外の金融資産が45%ほどを占めていることになります。 7割ぐらい預金なのでは… と僕は思っていました…。

主に経済学的な言い方をすると投資とは将来に資本(生産能力)を増加させるために、現在の資本を投じる活動を指します。ですがあまり難しく捉えず、投資とはお金を預けて増やすというシンプルな考え方でいいかと思います。

投資に対して多くの誤解や間違った認識があるため、あまり日本では個人投資家が増加しません。またメディアなどでは数十万円から何億円にも資産を増やしたなど、ものすごく稀なケースを紹介していたりしています。ですがそのようなことは完全に無視して無理の無い金額で(少額から)貯金するように始められたらいいかと思います。 もちろんそこで値上がり値下がりがあり一喜一憂はあるかと思います。ですがそれは気にすることなく、また目先の損得にとらわれず中長期的な視点で運用していき、配当や利息を受けながら徐々に増やしていけばいいかと思います。

もちろん投資をしていくにはある程度の勉強は必要かと思いますが、投資によって将来の自分を助けることができますし、これからの若年層の人たちを救える一つの方法なのではないかと僕は思います。

グロースリンクグループではIFA事業をこの11月から展開していきます。ぜひこの機会に投資についてポジティブにとらえていただき、皆様方に御活用いただければと思いますので今後ともによろしくお願いします。

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