リスクマネジメント
2022/10/31
初めてのIFA
IFAとは?
個人の金融資産を「貯蓄」から「投資」へと政府がスローガンを掲げ、
投資信託の銀行窓口販売、保険の銀行窓口販売、
その後リーマンショックを経てNISAやiDeCoと言った資産形成の制度が整いつつあります。
その中で、金融商品販売のあり方が問われており、
顧客本位の業務運営ができる担い手がこれまで以上に重視されてきています。
この候補としてIFA(独立ファイナンシャル・アドバイザー)が金融業界だけでなく顧客側からも注目されてきています。
証券会社や銀行に属さず、株や債券、投資信託といった金融商品の説明と販売仲介を行います。
私たちIFAの役割
資産運用アドバイスを提供する担い手としては、証券会社、銀行などがありますが、
金融商品の運用・販売する金融機関に対して中立的に顧客の側に立ち、
個別の金融商品に関する踏み込んだ資産運用のアドバイスを提供することができるのがIFAの強みです。
私たちはライフプランシミュレーションをし、余剰資金、資金需要のタイミングを考えながら、
顧客に合った金融商品を提案することができます。
株や投資信託(もちろんNISA口座開設のお手伝い)や、保険、
企業型確定拠出年金(401k)やiDeCoなど、トータル的なアドバイスができることが強みです。
日本のIFAは個人向けサービスに注力している方が多いですが、
米国ではもう少し幅広く、中堅・中小企業の経営者が多いです。
経営者の責務として、従業員の福利厚生としての年金にかかわるリテラシーを上げる必要がありますが、
大企業との差や都心部との地域間格差が大きいと感じます。
実際に確定拠出年金の導入も大企業に留まっています。
ライフワークバランスが叫ばれる昨今、社員向け福利厚生は、経営者にとって重要な問題です。
特に退職金積立制度はIFAが入ることにより、客観的なアドバイスをすることで、
社員向け福利厚生等が、経営者との利益とうまく整合するように設計することができるかもしれません。
まだまだ認知度の低いIFAという存在ですが、今後金融業界の大きな流れの一つになっていくことは間違いないと思います。
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