こんにちは！

労務の山口です。

先日は東海地方でも雪がかなり降りました（ビルから外の景色が見えず真っ白でした…）

電車が遅れたり、路面状況が悪かったりすることで冬特有の労働災害もありますね。

今回は、冬場に多い労働災害について紹介できればと思います。

・運転関連の事故

道路条件が悪化することで、運転中の事故が増えます。

ご自宅と職場の往来中の事故は通勤災害として扱われます。

（勤務中の場合は業務災害です）

気をつけていただきたいのは、飲食などの寄り道や、仕事に関係のない忘れ物を

取りに戻った場合などは通勤災害の対象外になってしまいます。

通勤災害として労災保険を申請することも可能ですし、補償の内容を優先して、

ご自身で加入している自動車保険を使用することも可能です。

・転倒や転落などの事故

足場が悪くて滑ってしまった、職場での雪かき中に痛めてしまった、

などのけがや事故があります。

作業前に準備運動をしたり、無理に体を動かさないようにして、けがを防ぎましょう。

・一酸化炭素中毒を発症するリスク

室内での石油ストーブやガスストーブの暖房器具を使う場合は、十分な換気をしないと

一酸化炭素中毒のリスクがあります。

寒くて窓を開けたくない…というところですが、風邪予防も含めて、

定期的な換気を行いましょう。

 

労災の申請については、申請する内容や、通う医院が

労災保険指定医療機関かどうかで申請書類が異なります。

けがや事故なく、健康に冬を乗り切ることが一番大切なことかと思います。

手続きについてはまたお問い合わせいただければと思います。