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2024/02/07
学生必見!税理士試験と仕事の両立
~試験と仕事の両立~
はじめまして。10月に入社した佐伯です。大学卒業後、税理士試験の勉強に専念していたため、このタイミングでの入社となりました。
税理士業界志望の学生さんや専門学校生の皆さんは「働きながら勉強する」ということに多くの不安を感じているのではないでしょうか。勿論私もその一人でした。
このコラムでは、23歳にして4科目の科目合格を果たした私が、ちょっとした勉強のコツや考え方をお伝えしていきたいと思います 🙂
勉強のコツ編
私は某大手専門学校のWeb動画で勉強しています。いつも意識していることを紹介します。
➀スキマ時間を無駄にしない
これは働きながら勉強する人にとっては必須ではないでしょうか。
私は電車通勤の時間、昼休み等少しでも暇があれば理論暗記等を進めています。電車通勤の時間は往復で約40分、昼休みの勉強に使える時間は30分程度なので、合わせて約1時間分、毎日勉強できる計算になります。
これを365日続けたら年間365時間です。私はどうしても7時間睡眠をとりたい人なので、夜しっかり寝るために、このようなスキマ時間をいつも大切にしています。
②間違えた内容は理由と共にノートにまとめて逐一見返す
これは学生時代の資格試験以外の勉強でもやっていたことですが、自分の間違えた内容は日付と理由を合わせてノートにまとめるようにしています。仮に同じ間違いをしてしまったときでも、私の苦手分野はここなんだと気づき、集中的に解き直すことで苦手克服にも繋がります。
③完璧主義をやめる
仕事や勉強で疲れた時や集中できないときは思い切って休むようにしています。勉強できなかった日は、今日はお休みの日!と決めてメリハリをつけて勉強するように心がけています。これが私にとって長期的に勉強を続けることができる一番の理由だと思います。
考え方編
税理士を目指す上で一番大切なのはどうして税理士になりたいかを明確にすることです。
税理士試験は長期戦で、取得するのに何年も費やす方もいます。なんとなく勉強を始めたのでは、なぜ勉強していたのか分からなくなる日が必ず来ます。特に社会人になると忙しさにかまけて、今日は勉強しなくていいやとなってしまいがちです。
私の勉強の目的は「コロナ禍で時間ができたから(学生時代)」と「いつか絶対役に立つから(社会人になってから)」です。
母子家庭で育ち、金銭的にも苦労している母を間近で見ていたので「いつか役に立つ」ということは私の中でとても重要でした。よくある「人の役に立ちたい」とか大層なことでなくても構わないと私は思います。長期的に勉強できるビジョンが自分の中にあればなんでもいいんです。
もう一つ大切なことは、勉強できない理由を環境のせいにしないことです。社会人になるとどうしても時間は取れません。それは当たり前です。大切なのはその中でもどうやって時間を作るかです。前述したように、税理士になりたい理由が明確なら勉強の優先順位が必然的に上がって時間は作れます。
最後に
ここまで勉強のコツや考え方を皆さんにお伝えしてきましたが、すべてをマネする必要はないと思います。
皆さんに合うやり方はそれぞれですので、参考程度に考えていただけると嬉しいです。
本試験まで残り半年。私も最後の1科目の受験を控えています。悔いの無いように一緒に勉強頑張っていきましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました。