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2018/01/05

偶然を計画する。

偶然を計画する。

新年明けましておめでとうございます。

労務チーム田原です。

年の瀬だと思っていたのが束の間、
あっという間に新年を迎えてしまいました。

皆さんはどのように年末年始を過ごされたでしょうか。

さて、新年ということで、気持ち新たに今年の目標をたてられた方も
多いのではないでしょうか。
鶴田会計グループでも、新年最初の会議で
メンバー一人ひとり今年の抱負を発表する機会がありました。

仕事に健康に勉強と、それぞれ目標とするところは異なりますが
メンバーがどのような思いで新年に臨もうとしているのかが
垣間見えた気がしました。

ところで、目標を立てることが大切なのは分かっているけど
具体的にどんな目標を設定すればいいか思いつかない、
なんて人もいるのではないでしょうか。
実は、私は目標を決めるのが苦手な性格で
中途半端な目標を立ててはなぁなぁにしてしまうことが多々あります。

目標を定めることは、もちろん、とても大事なことだと思います。
一方で、誤解を恐れずに言えば、「敢えて目標を定めない」という選択も
ありなのではないかと考えています。
目標が定まらないのは、まだその時期にないからであって
誰かに言われたからとか、節目だからとかではなく
「思い立ったが吉日」くらいのタイミングでもいいと思うのです。

その代わりというわけではないですが、
次の事を意識して行動するようにしています。

・たえず新しい学習の機会を模索し続けること(好奇心)
・失敗に屈せず、努力し続けること(持続性)
・新しい機会は必ず実現する、可能になるとポジティブに考えること(楽観性)
・こだわりを捨て、信念、概念、態度、行動を変えること(柔軟性)
・結果が不確実でも、リスクを取って行動を起こすこと(冒険心)

実は、これは世界的に著名なカウンセラーである
クルンボルツ教授が提唱する、「計画された偶発性理論」
という考えに基づいた行動指針です。

要するに、偶然は自らの積極的な行動によって
創り出すことができるという考え方で
上記のような行動を日頃から心掛けていることで
自身のキャリア形成において好ましい偶然を
招き寄せることができるという理論です。

偶然を計画的に創り出すというのはなんだか
矛盾しているように思いますが
なんとなく分かる気がしませんか?

目標がなかなか定まらない方、
そもそも目標が見つからないという方は
先ずは上記のような事を意識して
新しい一年間を過ごすことからはじめてはいかがでしょうか。

良い偶然のサイクルができあがれば、
自然と自分のやりたいことや進むべき方向が明確になって
目標が見えてくるかもしれません。

末筆ながら、本年も鶴田会計グループを何卒よろしくお願いいたします。

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