2012/02/06
St. Valentine’s day
2012年02月06日
気は早いですが、2月14日はバレンタインデーです。
この時期店頭では特設会場が設けられ、多くの女性が真剣にチョコを選ぶ(試食する?)姿が見られます。
バレンタインデーは、世界各地で男女の愛の誓いの日とされていますが、
日本のバレンタインは独自のもので、贈るものがチョコレートに限定されているという点が特徴だそうで、戦後間もなく、流通業界や製菓業界によって販売促進のために発案されたといわれています。
今では、義理チョコ、友チョコ、逆チョコ、自分チョコなどいろいろあり、
今年は震災の影響で、人付き合いを大切にしようという気持ちから、義理チョコの数は増えるといわれています。
そこまでチョコレートを贈ることにこだわる日本のバレンタイン。
ムードある愛のお話は本人達だけに任せて・・・
その効果を数字で表してみました。
①本命チョコ額
1,500円(他にプレゼントをあげる人もいますが)×1個(一人ですよね!?)
×2315万人(2010年の女性の15歳以上60歳未満労働力人口)=347億2500万円
②義理チョコ額
500円(少なめ?)×6個(多い?)×2315万人(同上)=694億5000万円
③波及効果
・・・逆行列係数は難しいので専門家に譲り ?円
(二人のうち一人が1500円使ったら・・・173億6250万円!?)
よってバレンタイン効果でその短期間に動く金額は、波及効果を除いても、合計 1041億7500万円と試算されます。
このように概算でも数字で置き換えると、このバレンタインという売上増加策が目に見えるようになり、企業のそのための必死の努力やその重要さも、具体的にわかるような気がしてきます。
事業においても同様で、目標とする売上増加額や、必要な費用削減額を、いろんな具体的行動計画を数値化し、その効果額を算定して積み上げていくことで、より実現可能なものへと近づくように思います。
ちなみに来月3月14日はホワイトデー。
(男性には負担といわれている、ご存知、お返しの日)
さらに4月14日はオレンジデー。
(日本ではオレンジを贈り、「二人の愛を確かなものにする日」だそうですが、
おとなり韓国では恋人のいない男女がジャージャー麺を食べるブラックデーだそうで・・・)
これだけあると、いかに『アイディアの発案』『広告宣伝、PR』が大切かを実感しますね。