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リスクマネジメント

2021/08/03

「過労死」を英語で言うと??

「過労死」を英語で言うと??

お世話になっております、リスクマネジメント事業部の榮(サカエ)です。

榮家の小学3年生の長男は生き物が好きで、NHKの「ダーウィンが来た」は私も一緒になって毎週録画で見ています。

少し前ですが「ライオン VS サーベルタイガーの生存競争」という特集がやっていました。

ともに大型で群れで行動するサーベルタイガーとライオンは昼間にマンモスなどの大型草食動物の狩りをしていました。
しばらくして、ライオンはサーベルタイガーと争わないために「夜の狩り」という習性を身に着けたそうです。

時は流れ、新たな昼間のハンターである人類が誕生し、道具を使いマンモスなどの大型草食動物の狩るようになり、
人類はサーベルタイガーの新たなライバルとして君臨しました。
結果、サーベルタイガーはマンモスとは別の足の速い草食動物の狩りに対応できずに絶滅に至ったとされています。

 

 

さて、本題です。
過労死を英語で言うとなんというかご存じでしょうか?
正解は「Karoshi」です、2002年からオックスフォード英和辞典に掲載されるようになったとの事です。
いやはや誇らしい事ではありませんね。。

@今年も毎年6月末に令和2年度「過労死等の労災補償状況」が公表されました。
ポイント
①過労死等に関する請求件数
2,835件(前年度比161件の減少)
②支給決定件数
802件(前年度比77件の増加)
うち死亡(自殺未遂を含む)件数:148件(前年度比26件の減少)

コロナの影響かは分かりませんが、単年度で見れば件数は減少しています。
しかし、長期的に見れば申請・認定ともに増加傾向にある事は間違いありません。

さらに、厚労省は残業時間が「過労死ライン」とされる月80時間に達しない場合でも、
休息時間や心理的負荷などを含めて総合的に労災にあたるかを判断するよう求めるとして、
2001年に通達した基準を20年ぶりに見直し、労災を認定しやすい環境を整える動きを進めています。

 

この様な労働環境の法整備の変化に対応できず、ひとたび労働災害で使用者責任を問われる訴訟を起こされれば、
企業の存続だけでなく、役員個人の人生に直結する事案に発展してしまいます。
しかし、いくら体制整備をしても、リスクを完全にゼロにすることは出来ないという怖さは残りますが。。

先述のサーベルタイガーはライオンよりも大型の肉食獣で、戦えばサーベルタイガーが勝てたのかもしれません。
しかし、サーベルタイガーは環境の変化に適応できずに全滅しました。。
自分では変えられない大きな流れには、ライオンのように逆らわず、受け入れ、適応する事が、
生存競争に勝つ原理原則であることは大昔から不変ですね。

経営者の皆様は、日々リスクを抱え日本経済の発展の為に先頭を走り続けてくれています。
我々リスクマネジメント事業部では、心置きなく攻めに徹する事の出来る企業づくりの一翼を担うという想いで、
今後も保険商品を提供してまいります!!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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