2021/12/06
空って誰の物???
皆様こんにちは!
医療1課の柳澤です!!
最近いっきに寒くなりましたね。
コート、ヒートテック、ダウンが大忙しの時期になりました!
寒い寒いと思いながら通勤している時にふと空を見ると虹がでていました!
久しぶりに見ましたがやっぱり虹はきれいですね!
その後通り雨にあい、ずぶ濡れになってしまいましたが・・・(笑)
そんな虹を見た時にふと疑問に思った事があります。
空って誰のものなんだろう???
急にファンタジックな感じになってしまいましたが、
今、流行のドローンを飛ばすにも色々な法律があったり、禁止区域あるみたいで、空は思ったより狭そうです。
では今日のテーマは「空は誰のもの!!!」でいきたいと思います。
早速ですが結果は・・・・
「厳密な決まりはない!!!」
という事みたいです。
民法第207条には
「土地の所有権は、法令の制限内において、その土地の上下に及ぶ」と記載されています。
土地の所有者に上下の所有権はあるみたいですが、具体的に上空何メートル、地下何メートルが土地の所有権の範囲とは決まっていないようです。
上下の範囲が決まっていないからと言ってその範囲が制限がないわけではないようで……
航空法(上限は地上300m?)、建物基準法、景観法、大深度地下法(上限地下40m?)etc.
調べてみると地上と地下はたくさんの法律でひしめきあっているみたいですね💦
(ちなみに国際法では高度100㎞以上は宇宙として所有権は認められていないようです)
高い空のお話しをしてきましたが、実際はお隣さんの木の枝が伸びて敷地に入ってきた等と低い空(空中)でのトラブルも多いようです。
お隣さんの枝が仕切りを超えて敷地に入ってきた場合、あくまで枝はお隣さんの所有物なので勝手に枝を切ってはいけないそうですが、民法233条ではお隣さんに伐採を頼む事はできるそうです。また根っこが超えてきた場合にはその根を切り取っていいと民法の233条2項に規定があるみたいです。ややこしいですね(笑)
今回調べてみると、見えない空間にたくさんの法律があって色々と規定があり、なにも考えずに行動すると法律に触れてしまう可能性があると感じました。
普段何気にすごしていますが、生活にはたくさんの法律が絡んでいます。
みなさんも調べてみると意外な事が法律で決まっていたりして新しい発見があるかもしれません。ぜひ調べてみてください!!