2012年09月10日

皆さんこんばんは。

最近お客様とお話していて、よく思うことがあります。

それは、お客様の満足していただける商品（サービス）の提供が必ずしも単純な時間の加算で生み出されるものではないということです。

私も含めそうですが、お客様に喜んでもらおうとして、見えないところで膨大な時間を投下して完璧なものを作ろうとする固定観念に囚われがちです。

当然その成果物は自分にとっては完璧なものに感じますが、果たしてお客様にとって重要なことなのでしょうか。

この基本的な考えをいつの間にか忘れて、完璧な何かを作ろうとするトラップに陥っていました。

もちろん、完璧なものが悪いのではなく、その成果物がお客様のニーズに応えられているのか否かが重要だということです。

そこで、私は最近お客様とお話する時によく質問を投げかけます。

お客様から頂く依頼はより細かく質問を投げかけます。質問を繰り返すうちにお客様が本当に求めるニーズが見えてくるからです。

お客様のニーズと自分のイメージが一致すれば、後は一点集中してそのニーズに応えるための商品（サービス）の提供に努めます。

畢竟、無駄な浪費がなくなるのです。

お客様のニーズに応えられた時は、お客様の反応ですぐに分かります。これは同時に、言い得ない達成感を感じられる瞬間でもあります。

最近このようなことが仕事を通じて分かって来ました。

まだまだ拙い私ですが、お客様の期待に応えていけるよう精進していきたいと思います。

松本