スタッフコラムSTAFF COLUMN

メニューを開く

メガメニュー を閉じる

access

company

2022/10/14

外国で実際に施行されているユニークな税金?

外国で実際に施行されているユニークな税金?

はじめまして!

グロースリンク新卒1年目の奥田です。

気づけば入社して半年近く経ちました。月日の流れがどんどん早くなっているように感じます。

 

初めてのコラムで何を書こうかと考えていたところ、どうやら他の国で一風変わった税制があるという記事を目にしました。今回はそれについて少しお話したいと思います。

 

 2003年にロンドンでCongestion chageと呼ばれる税が施行されています。「Congestion」とは渋滞を表す言葉であることから「渋滞税」などと呼ばれています。ロンドン市内にはコンジェスチョン・チャージが設定されている地域に標識などで明示されており、そのエリアを自動車で通行する場合には1日ごとにこの税金を支払う必要があります。なお、夜間の時間帯と祝日は非課税とされており、また、ハイブリッドカー、電気自動車といった環境負荷が少ないと判断された自動車や、バス、タクシーなどの公共交通機関は渋滞税が免除されています。さらに、自動二輪車についても非課税です。旅行などでロンドンを訪れ、レンタカーを利用した旅行者の場合でも該当エリアを自動車で通行する場合には税の支払いが必要であり、また、該当エリア内に住んでいる人も90%引きではありますが納税が必要です。

 この税金は2003年2月17日に当時のロンドン市長が導入したことで始まった税制です。それまでロンドン市内の日常的な渋滞がひどく自動車もまともな速度での運転ができない状況が続いていたため渋滞緩和のための税金として導入された経緯があります。なお、渋滞税で徴収された税金はロンドン市によって公共交通システム改善のために使われることになっています。

 日本では東京オリンピックの時期にロードプライシングという形で渋滞緩和制度を試験的に実施していましたね。これは首都高速道路の通行料を値上げするもので実際に交通量の削減の効果があったようです。日本で渋滞税の導入はないと思いますがユニークな税制だなと感じました。

 これ以外にもハンガリーで実際に施行されていたポテトチップス税(税金かけたことで食品価格の高騰して国民が隣国へ流れちゃったことで1年で廃止されたそうです、、)やフランスのソーダ税など世界にはユニークな税金がたくさんあるようです。

これを機に皆さんがお支払いになっている税金は一体何に使われているのか色々と調べてみるのもいいかもしれませんね。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

この記事をSNSでシェアする

CONTACT

お気軽にお問い合わせ・ご相談ください。

受付:9:00~18:00(土・日・祝日をのぞく)