税務
2024/08/28
税務担当者も驚いた!クラウド会計が変えた会計入力のアタリマエ
こんにちは。まだまだ暑い日が続きますが、皆さんは体調はいかがでしょうか?税務4課の中村です。今回がコラムは初投稿になります。
お客様へ訪問する中で、経理作業の効率化に関するお問い合わせが増えています。
自社で会計入力をしているお客様の中で、他の業務に追われて会計入力に時間を割けず後回しにした結果、
月次試算表の作成が遅れてしまったという経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな中、近年会計入力作業の効率化のツールとしてクラウド会計が注目を集めています。
実は、私はグロースリンクへ入社するまでインストール形の会計ソフト(パソコンごとにデータを管理するソフト)を中心に使っていて、
その時点ではクラウド会計の必要性を感じることはあまりありませんでした。
しかし、実際にクラウド会計を使ってみると、会計入力作業の効率化という観点では素晴らしいツールだと思うようになりました。
今回は、「税務担当者も驚いた!クラウド会計が変えた会計入力のアタリマエ」をお伝えします。 ※私見を含みます。あらかじめご了承下さい。
私が思うクラウド会計の最大の魅力は、入力のミスが少なくなる点だと思います。
紙の通帳を見ながらパソコンのキーボードを使って仕訳を手入力する場合、内容や金額の打ち間違え、それに伴う訂正入力作業が発生することがあります。
一度間違っていた箇所を間違えないようにするため、人の目で再確認するチェック作業も発生し、時間がさらにかかります。
これは手入力の場合は、私にとって当たり前の作業でした。
1つ1つの作業は数分単位のものばかりですが、取引の数が増えれば増えるほどミスをする量も確率も増えていきます。(人間だもの…)
一方、クラウド会計の中には銀行やクレジットカードのデータを自動で連携して仕訳を登録することが出来る機能を持つソフトがあります。
この自動連携機能を使うと入出金の金額を入力する必要はありません。
さらに、初期設定で勘定科目や摘要部分を登録すると、内容の入力はなしで最短ワンクリックで仕訳登録が出来るように出来ます。
そうすると、手入力の際に発生していたチェック作業も最小限で済みます。
さらに、会計入力作業をタイムリーに進めることが出来るのも、クラウド会計の魅力です。
毎月会計入力をしているお客様は、月初に取引先から届いた請求書が届いたら振込手続きまでは済ませて、
会計入力は翌月にまとめて行うという会社さんが多いのではないでしょうか?
クラウド会計の自動連携機能を使うと、月末を待たずとも、通帳の入出金データの取込作業を行わずとも、銀行取引データが自動で入ってきます。
忙しい月末月初を避けて、隙間時間で会計入力の作業を先に済ませておけばミスも減りますし、直近の資金繰り見通しも立てやすくなります。
特にこれから規模を拡大していくつもり会社さんにとって、タイムリーな会計入力は経営判断をする際の安心材料になると思います。
今の会計システムでも間に合っていると思っていた方でも、各クラウド会計の無料期間を利用して一度使ってみると自動連携以外にも便利な機能が見つかるかもしれませんね。
グロースリンクグループでは、クラウド会計の導入をはじめ、経理業務全体の効率化に繋がるIT化支援を積極的に行っています。
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会計や税務に関わる作業が少しでも楽になり、お客様が会社の経営資源を少しでも多く本業に費せる体制をグロースリンクグループと一緒に作っていきましょう!