歯科
2024/10/02
存続分岐点売上とは?~歯科医院経営分析~
早いもので、10月に入り今年も残すところあと、3ヶ月となりました。
年始に立てた計画の進捗はいかがでしょうか?
挨拶が遅れました、
グロースリンク税理士法人 医療コンサルティング事業部 歯科経営成長戦略担当
木部と申します。
2030年までに日本全国に良質な歯科経営情報を届け、ドリームパートナーとして院長・医院の成長に寄与し、
物心両面の幸せを共に追求することをビジョンに活動しています。
2024年9月末現在 47都道府県のうち30都道府県を達成し、残り6年で17都道府県となりました!
是非ともご協力・ご紹介をお待ちしております!!
さて、タイトルにあります『存続分岐点売上』なんですが、聞いたことがある先生方はいらっしゃいますでしょうか?
『損益分岐点売上』という言葉は聞いたことがある先生方もいらっしゃるかと思います。
『存続』と『損益』で何が違うのか・・・
損益分岐点売上とは、損益がプラスマイナス0円になる売上のことです。
つまり、1億円売り上げて、1億円経費がかかり利益が出ていない状態を指します。
そのため、この『損益分岐点売上』は超えて当たり前になってきます。
しかし、それ以上に大切になってくるのが
『損益分岐点売上』という考え方です。
この言葉は私の造語なので、聞いたことがない先生方も多いと思いますが、
存続分岐点売上とは、収支がプラスマイナス0円になる売上のことです。
つまり、経営を存続していくために絶対的に必要な売上金額です。
歯科医院経営を行っていく上で、経費にならない“支出”というものが存在します。
それは、、、
☑借入金の返済
☑納税(※経費になる税金もあります。)
☑生活費(個人事業主の場合)
☑保険積立金
☑設備投資
☑貯蓄(貯金)
などです。
経費以外に上記の支出があるので、損益分岐点売上を達成しても
「資金が増加しない・・・」
といった悩みを経験されたことがある先生もいらっしゃるのではないでしょうか?
その理由は上記に記載させて頂いた、「経費にならない“支出”」の存在があるためです。
是非とも、歯科の先生方には、自医院の損益分岐点売上、存続分岐点売上を知って頂き、
今の売上とのギャップや
目標売上に対してのギャップを正確に把握して頂き、
埋めるためのアクションプランを是非年内に計画を立て、
2025年を今までで、一番最高の1年になるような準備をしていきましょう!!!