こんにちは。

３課の佐竹でございます。

私は相続など資産税を中心とした業務をしておりますが、最近は他の税理士が作成した相続税の申告書を拝見する機会が複数回ありました。

一つは過去に遺産が未分割で申告されたものが最近、調停により分割が確定したことにより、各相続人の納税額に増減があった事例です。

もう一つの事例では、申告前ですが税理士から渡された申告書の精度が不安のためチェックしてほしい、ということで拝見させていただきました。

そしてこの事例の申告書が、残念なものでした。。

相続税の専門知識がなくても明らかにおかしなもの（例えば1桁違うレベル）から、そこそこの論点のものまで、網羅的に間違い探しをしました。

多くの間違いが発見されましたが、幸い申告前ということで、その状態で申告、ということにはなりませんでした。

 

我々の申告したものも他の税理士の目にふれる可能性も十分あります。

申告書に限らず、お客様にお渡しする全ての資料はその状態にあるかと思います。

常に競争にさらされていることを肝に命じ、仕事に取り組んでいきたいと思います。

 

佐竹　善安