2016/01/27
会社のルールについて
皆様こんにちは!
今日は「会社のルール」について考えてみようと思います。
会社は多くの仕組みの上に成り立っています。
・就業規則
・経営理念
・ハウスルール
・業務マニュアル
・人事制度
・教育制度
etc・・・
これらも一種のルールですよね。
私は総務という役割上、会社のルールを管理していくという役割がありますので、
「掃除の仕方」という細かな話から、「人事制度」「教育制度」に関することまで
広くかかわらせてい頂いています。
その中で、最近考えるのは、
「ルール」はあくまで「手段・道具」の一つであり、
「何のために」それを使うのか。
ということの方が最も大切なことなんだということです。
「ルール」を創っていくプロセスの中で、
「何のために」が共有されていないと、
どういうことが起こるかというと・・・
□ とにかく決定するのに時間がかかる。
(それぞれ別の視点(目的・利害)で物事をみているので当然)
□ 利害、目的が相反する場合、
決定しても、「誰か」は納得していない。という状況を生む。
□ 納得していないマネージャーに、部下は混乱し、不安を招く。
↑
書いていて怖くなってきました。笑(゜o゜)
もっと言えば、もしかしたら、「何のために」という部分が共有できていて、
かつ共感できていれば、「ルール」なんて必要ないのかもしれません。
会社はいろいろな価値観を持った人が集まっている場所ですので、
解釈の統一が必要のある側面において、
必要最低限のルールは必要だと思います。
しかし「何のために=目的」が共有できていなければ、
「ルール」が無限に必要になります。
果ては、一挙手一投足にまでルールを作らなくてはいけません。
ではどうしたらよいのか?
それは「何のために=目的」という部分を共有し、
共感を得ている状態を創ることだと思います。
(↑これを省略することはできません。)
社員が会社の目的に心から共感できなければ、
生産性が上がらず、組織でやる意味がなくなってしまいます。
「ルール」を創ることも大切ですが、
「会社の目的」
について掘り下げて共有してみるのもよいかもしれませんね。
ちなみに鶴田会計では、この「何のために=目的」を、
共有するための一つのツールとして「クレド」というものを活用しています。
(気になった方は、スタッフに聞いてみてくださいね♪)
所長室 山中でした♪