2016/04/26
経営計画作成中!
みなさん
突然ですが、この絵、どういう女性にみえますか?
実はこの絵は、2つの見方があり
人によって全く別の絵に見えてしまう。というだまし絵です。
ベストセラー書籍『7つの習慣』で紹介されていますので、ご存知の方も多いと思います。
本では、「偏見や固定観念が、物事の見方にいかに影響を及ぼすか」の事例として
あげられています。
ある人には年老いた老婆に見え、
ある人には若い女性に見える。
私も初めて見たときには、もう一つの見え方があるなんて信じられず、
2つの見え方が分かった時、自分がいかに偏見で物事をみているかという事実に
ゾッとしました。(初めての方は2つの見方を探してみてくださいね♪)
ここで重要だと思うのは、
いかに自分の観念を疑うことができるかということです。
これができない人を「頑固」といいます。
私もその一人笑
会社においては、
往々にしてこの絵の例のように、
一つの事実から、それぞれが全く違う見方をしているということが良くあります。
見方がずれていると、
どこまで行っても話がかみ合いません。笑
☐ 何時間会議をしても結論がでない
☐ 部下が、社員が、思ったように動いてくれない
というのは、この絵のようなことが原因で起こっているかもしれませんね。
そんな時に大切なのは、
まずもって「何がどう見えているのか」「対象物や事象に対する見方」
をすりあわせることではないでしょうか。
具体的には、地道にお互いの見方が見えるように
相手の考えを聞き、自分の考えを伝える。
それしかありません。
A「僕にはここが鼻に見えてるけど、Bさんはどう?」
B「えっそこは鼻ではなく、顎だよね?」
A「なら目はどこなの?」
B「目はここだよ」
A「あっ若い女性が見えてきた!!!」(・o・)
↑
こんな感じ♪
最近では「効率化」「IT化」により
さまざまコミュニケーションが簡略化され、
形式的になっていくところも多いですが、
価値観のすり合せの時間を省略してしまうと、
物事を決める速度が遅くなりますし、
決まったとしても、幹部の中で認識の違いがあると、
実行の面でも非効率が発生してしまう危険があります。
価値観の違いを感じた時に、
そのまま放置してあきらめ、または分かり合えるようになるのを
じっと待つのではなく、是非、即座にその違和感を解消すべく、
すり合せを行っていただくとよいのではないかなと思います。
さて!
鶴田会計は4月に年度末で、
5月に新年度を迎えます。
毎年5月の上旬に「経営計画発表会」を開催していますが、
価値観のすり合わせを行う、重要な場所となっています。
もし今、経営計画がないよー。という方は、価値観のすり合わせのために作成し、
「経営計画発表」という形で全社員に共有する時間をとることは有効ですので、
是非作成してみてください♪
今年も楽しい経営計画発会になりそうです♪
所長室 山中でした♪