2016/05/19
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから
皆様こんにちは!
私たちは、隔週で週初会議を行っています。会議の中でクレド研修を実施しており、
毎回、20あるクレドのうち2つを取り出し、リーダー層が解説を行い、その後、そのクレドに対しどのように感じているか、どういったことを実践すべきか、といった内容を話し合っています。
5月16日の会議では、以下の2つについて研修を実施しました。
①目的志向・・私たちは、常に「目的」を考え、「作業」ではなく、「志事」をします。
②can-do スピリット・・・私たちは、まず「どうしたらできるか」を考えます。
「できない」という選択肢をなくすことで、「できる」方法が見つかります。
特に、②の内容について今回は考えさせられました。
前職でも同じような内容ですが、以下の行動指針がありました。
「いかにすれば可能かを語れ、なぜ不可能かを語る必要はない」
私たちは専門家ですので、どうしても法律や規定に縛られます。次第に、頭でっかちになり、お客さんから言われたことに対し、「これについては、こういう法律があるから難しいかも」といった感じで保守的に物事をとらえてしまう傾向にあります。
私は普段コンサルティング業務を行っていますが、コンサルティング先のお客様で、税務顧問が鶴田会計ではないところも多々あります。その際、「うちの会計事務所は、すぐできない、とか言うんだよね」「すごく保守的で、税務署の言いなりみたいに思える」といった不平不満をお聞きすることがよくあります。
個人的には、お客様の要望(特に脱税のようなリクエスト)をそのまま聞く必要はないとは考えていますが、少なくともお客様のために何ができるのか、そのために自分ができることは何か、自分自身も高めるために何をすればいいのか?を念頭において、上記の意識を持つことが必要だと改めて感じました。
最近、ちょっとした論争もありますが、マザー・テレサの名言であり、私も好きな以下の言葉があります。
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
思考からすべてが始まり、運命につながる。
無理、無理と言っていては、自分の成長にもつながりませんし、ましてやお客様の成長支援にもつながらない。
鶴田会計のコラムなのですが、自社のクレドから、マザー・テレサを思い出した瞬間でした。