2016/06/08
「給与」と「外注費」の違い
皆様こんにちは!
既に気温は30度を超えており、暑い日が続いていますね…
総務省の情報によりますと、
今年のGW(4/25~5/1)の一週間に熱中症により救急搬送された方はなんと181名もいらっしゃるそうです。
特に外で仕事をされる方はこまめに水分補給や休息をとってくださいね。
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さて、話は変わりますが
よくあるお話で、
「ちょっと作業を手伝ってもらった」
という事案が、給与になるのか外注費になるのか…なかなか悩まれることかと思います。
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給与と外注費の判定基準について
※一部ご紹介いたします。
①その契約に係る役務の提供に他人が代替して業務を行えるかどうか
⇒他人が代行して業務が遂行できる・・・外注費
当人にしか遂行できない業務である・・・給与
②外注先の企業が自ら請負金額を計算し、請求書を発行しているか
⇒成果に対しての報酬であり、自ら計算し請求書を発行する・・・外注費
勤務時間が管理されており、労働時間に対しての報酬が支払われる・・・給与
③役務の提供に係る材料又は用具等を供与されているかどうか
⇒経費を自己負担している(自分で道具を持参している)・・・外注費
経費を会社負担している(道具を借りている)・・・給与
という具合にとても細かい判断が必要となってきます。
たとえば、
「近所のおじさんに(こちらから道具を貸出し、日当1万円で)積み荷作業を一日手伝ってもらった」
という場合は、給与で処理をするということになります。
細かい判断が必要となってくる場合も、当然ございますので、
私たち専門家にいつでもお気軽にご連絡ください。