2016/08/01
『マイナンバー』誰になら教えていいの?
こんにちは!
税務チームのフェルナンデスです。
マイナンバー制度が2016年1月に施行されて早8ヵ月、ようやく国民に少しずつ浸透してきているのかなと思います。
ここでおさらいです。マイナンバーの目的とは一体なんでしょう。
マイナンバーは住民票を有する国民一人一人に付番されている12桁の個人番号のことで、社会保障、税、災害対策の3分野で効率的に情報を管理し、複数の機関に存在する個人の情報が同一人の情報であることを確認するために活用されるものです。
このマイナンバー、むやみに教えてはいけないのはご存知ですか。
以下〇×問題です。チャレンジしてみてください。
・税務署は?
・市役所は?
・勤務先は?
・生命保険会社は?
・証券会社は?
マイナンバーは「税金・社会保障・災害対策」の3分野でしか利用できないことになっています。
ということで、税務署や市役所から聞かれたら通常は自分のマイナンバーを教えないといけません。
一方、生命保険会社や証券会社は税金という観点から、マイナンバーを収集しなければならないということになっています。
勤務先においては、税務署に提出する「扶養控除等(異動)申告書」という書類に、扶養控除の対象となっている家族のマイナンバーを記載する必要があります。
なので答えは以下の通りです。
・税務署⇒〇
・市役所⇒〇
・勤務先⇒〇
・生命保険会社⇒〇
・証券会社⇒〇
最後に、公的機関であれ民間であれ、電話でマイナンバーを聞かれることは通常ないでしょうから、電話でマイナンバーを聞かれたら怪しいとお考え下さい。 ご高齢のご家族などにも是非このことは教えてあげて下さい。
まだまだ暑い日が続きますが、今週も1週間頑張りましょう。