2017/03/16
(臨時コラム)レッツ経営計画作成3!!計画推進とは?
皆様、こんにちは。鶴田会計の森です。
確定申告が終わって、皆様も一年間の数値が出て、ほっとされていることかと思います。
本日は、間髪を容れず、再び経営計画策定、今日は特に計画推進のことについて触れたいと思います。
また計画かよ・・・と思われても、ノープロブレム、大事なことは何回でもお伝えいたします。
申告終わって落ち着く今こそ、来年(既に今年ですが)のことを考えてみましょう!
中期経営計画を作った後、私たちは経営者の方に『計画作った後、計画を推進する支援させてください!』とご提案すしています。当然のことながら、「どんなことしてくれるの?」というご質問をよくいただきます。
そこで、具体的にどのようなことを実施しているのかをご紹介させていただきます。
金融機関の方が関係する(例:金融機関からの要請で計画を作る)場合、よく「モニタリング」という言葉が使われます。
資金の借り手であるお客様の事業がうまくいっておらず資金が厳しい場合、現状はこういう状況だから返済が厳しい、しかしながら、こういう風に改善していくので、こういう形で返済したい、といった説明資料を経営改善計画/再生計画という形で金融機関に提出します。ただ、金融機関の方にとっては、いくら立派な計画を作ったところで、計画倒れに終わってしまうと意味がありませんので、計画通りに進んでいるか、適宜見て(=モニタリングして)いく必要があります。
具体的には、毎月、計画がうまくいっているのか、数値がうまくいっていたとしても、その裏にある行動もしっかりとったのか(偶然なのか、再現性があるのか)も確認していく必要があり、その資料を資金の借り手であるお客様に求めることとなります。
金融機関の方が絡まない場合でも、当然ながら、自社で計画を作って、計画達成のために進捗状況を確認して適宜必要な(修正)行動をとっていくことが必要であるかと思います。
私たちが実施しているのは以下のことです。
①計画作成
a:まずは中期経営計画作成のお手伝い
このステップは、以前からご案内させていただいている将軍の日(中期経営計画策定セミナー)で実施いたします。下記に数値計画のサンプル(中期経営計画は将来像、道筋、やるべきことを明確にしていただくため、実際に作る数値計画はもう少しアバウトです)をお示ししています。理念やビジョン、方針・戦略の作成も当然のことながら、お手伝いいたします。
b:中期経営計画は3-5年計画なので、特に計画初年度(来期)の1年をさらに細かく月次計画へ落とし込みのお手伝い
ここからが将軍の日以降に実施させていただくお手伝いです。aで策定していただいた中期経営計画を実効性あるものにするため、特に数値・行動面にフォーカスをあてて、お客様によって作る資料は異なるものの、b~eのような資料策定をお手伝いさせていただきます。
c:当期と来期の数値にかい離がある場合、どのように埋めていくのか、方針決定のお手伝い
d:方針に沿った行動計画策定のお手伝い
e:資金がしっかり持つのか、投資や返済計画も鑑みながらキャッシュ・フロー計画策定のお手伝い
計画を策定すればあとは、推進です。
②計画推進
計画推進の資料は主に下記の2つですので、シンプルです。しかし、a~eがしっかり策定されていることが前提です。
f:計画や前期と比較してどこが違うのか、なぜ違うのか?という業績資料の作成
b:今月実施した行動が業績にどう繋がったのか?効果あったのか・なかったのか?続けるのか否か?
計画に近づけるために何が必要なのか等を打ち合わせや会議で検討のお手伝い
また、推進時、数値面でのしっかりした説明が必要となるため、ご依頼あれば金融機関様への説明もさせていただきます。
計画策定・推進のお手伝いをさせていただいているお客様が私たちにご依頼する時の考えは、以下のとおりです。
◆財務面や経営面でのアドバイスがもらえる。人を常時一人雇うより全然安い
(いつもはいらない、必要な時欲しい、カーシェアリングと同じようなものかと・・・)
◆お金を払って、やることに期限を設けて、第三者の私たちを使って強制力を働かせることができる
完全トップダウンの会社は別ですが、内部からなかなか強制力を働かせにくい
いかがでしたでしょうか?自分たちも一度、計画作って、推進してみたい、という皆様、ぜひ、将軍の日の参加をお待ちしております。↓
https://www.tsurutax.com/newsite/seminar/4336.html