2017/04/27
中期5カ年計画立案セミナー【決算書無料診断付!】
皆様、こんにちは。鶴田会計の森です。
GWですね。といっても、飲食店のように仕事のある方、メーカーのように1、2日(月・火)含めて9連休の方と様々な方がいらっしゃると思います。ちなみに鶴田会計では29日にBBQ(大会?)があります。家族連れオッケーなので、普段は見れない会社の人たちの奥さんやお子さんを見ることができ、非常にありがたい会だなあ、と考えています。
最近、鶴田会計も岡崎支店を開設し、物理的な距離も若干遠くなるので、従業員間のコミュニケーションを図る場としてもありがたいです。
さて、本日は、毎回のように書いてますが、中期経営計画策定セミナーに関連して、金融機関様の話をさせていただきます。継続は力なり・・・。
始めに問いかけをしますが、金融機関の方は何を見て融資判断をされていると思いますか?
今から書くことは、読んでみたら、そんなんわかっとるわいっ!となる当たり前のことです。ただ、普段、経営者の方や経理の方と話をしていると、『お金足らない、それなので借りれたら借りる。金融機関も信用あれば貸してくれる』というぐらいの考えが中心で、あまり今から書くことをきっちり整理されていないように思います。
融資判断のポイントは以下の3点です。
①企業評価
上記にも書いた信用あるかどうか、です。一口に信用と言っても、定量(財務数値がいいのか、といった数値が主体)評価、定性(経営者の人柄等目に見えないもの)評価があります。現状どんな会社なの?本当に貸してもいい会社なの?という観点で判断されます。
②資金使途
信用あることはわかった、しかし、そもそも何に使うのか?ということです。設備(投融資)なの?運転資金なの?季節(決算賞与)資金なの?赤字補てんなの?という観点で判断されます。
③返済原資
資金使途はわかった、それでは、どうやって返してくれるの?ということです。収益で(利益あげて)返済なの?資金繰りでたまたま、税金の発生・賞与やらで入り用だけど、他の月に資金が余るからそこで返してくれるの?資産売却して返してくれるの?という観点で判断されます。
融資判断に大きく影響する担保については、①と③に含まれる項目でしょう。この3つを勘案しながら、融資の種類も判断されます。手形、証書、貸越、割引等です。
また、上記3つの項目と関連して、よく耳にされると思いますが、債務者区分や信用格付(皆様がよく口にする、あの銀行さんは冷たい、あの信用金庫さんは積極的だ、のように金融機関様の態度がこれによって変わると考えてください・・・)があります。
金融機関様からの融資の可否が経営に大きく影響する会社の経営者の方は、本当は、こうしたことを理解したうえで経営に臨むことが望ましいです。ただ、普段、事業に忙しいため、時間もないでしょうから、最低限、信頼できる会計事務所やコンサルタントの第三者からのアドバイスを受けて経営に臨んではいかがでしょうか?そして、これらのことを理解したうえで計画を策定してみてはいかがでしょうか?
そこで、5月以降開催する中期経営計画策定セミナー(将軍の日)申し込みしていただいた経営者の方で、ご希望あれば、『森さんのコラム読んだよ!(森さん)かっこいいね!』とおっしゃっていただければ、決算書の無料診断を実施させていただきます。(かっこいいね、がなくても、それはそれで我慢します)計画を作るにあたって、これを機会にぜひ、今の決算書の現状がどうなっているのか?金融機関様からどんなふうに決算書が見られているのか?どういう形で資金構成や対策を考えていけばいいのか?を考え、理解して経営にあたられてはいかがでしょうか?
↓中期経営計画策定セミナーの詳細はこちらまで(申し込みのリンクもございます)
https://www.tsurutax.com/newsite/seminar/4336.html