2017/09/20
社内イベントの重要性
皆様、こんにちは。鶴田会計の森です。
このコラムは基本的には当番制となっていますが、前に書いたのが6月で、はや3ヵ月たちました。新入社員や中途入社の方が増えてきたことにより、コラム当番の間隔があきつつあります。私が入社してから、当然、良いことばかりではありませんが、組織が着実に拡大・成熟し、前進していることを、コラム当番の間隔からも感じています。
さて、本日は、社内イベントのことについて書きたいと思います。
かなり前の話になりますが、株式会社ジェイティービーモチベーションズが2012年に実施した「社内イベントに関するモチベーション調査」を基礎として、『月刊総務』にて「企業を強くする場の作り方/効果を最大化するイベントとは」という内容の記事がありました。
http://www.jtbbwt.com/casestudy/inner/0227.html
2015年にも同様の調査が実施されていますが、社内イベントを開くことにより2012年と比較し、
下記効果が高まっているようです。
①社内イベントの効果
―職場のコミュニケーションが増えた
―他部署の人と仕事がしやすくなった
―上司と話しやすくなった
―仕事に対するモチベーションがあがった
社内イベントを開く意味や効果については、今さら感がありますが、やはり、PCを使うことによる弊害もあるでしょうが、コミュニケーション時間の減少により、あらためて、上記効果を狙って他者と話す機会を設けるイベントの重要性が増してきているようです。
どこかの記事でも見ましたが、一時は減少していた社員旅行や運動会等の親睦行事が、最近、また増えてきているようです。
②効果的なイベント、非効果的なイベント
・効果的
―社員全員が集まる
―参加型
―会社や同僚・上司について知る
・非効果的
―一方的に聞くだけ
―一部の社員だけが参加
―話が長い
ここでの注意点は、典型的な非効果的なイベントが「一方的に聞くだけ」「話が長い」イベントだということです。
ただ、経営者の方は、イベントでは「経営トップ層が社員に直接語りかけること」を最重要視しているようです。
せっかくみんなが集まったのだから日頃の思いを伝えたい・直接語りかけたい、と考えるあまり、わざわざ従業員のためにと思って開いたイベントであるにも関わらず、多くの話をしてしまい、従業員との期待との間にギャップが生まれ、結局、逆の効果(モチベーションの低下等)を生んでしまうということが発生しているようです。
ちなみに弊社でも研修旅行、ソフトボール大会、月初研修(+交流会)等様々なイベントを開催しています。
また最近では、名古屋リレーマラソンにも参加しました。ここには、ありがたいことに来年入社予定の社員も参加してくれました。
(また、知ってか知らずか、弊社代表の鶴田は、このようなイベントでは、当然乾杯の挨拶等はしますが、挨拶も短く、イベントを通して自分の色を消し、しっかり上記を実践している感じで、おっ、すごいな、と改めて感じました)
③もっとも求められているイベント/モチベーションとの関連
・もっとも求められているイベントは「社員同士が和やかに交流できるイベント」
・イベントへの満足度が高いほど、モチベーションも高まる
業績の伸び率が高い会社ほどイベントを実施しているようですし、イベントがうまくいけば、従業員の会社に対するロイヤリティも高まり、モチベーションも高まるようです。
弊社も家族連れも多くなってきています。いろいろな従業員がどこかで参加できるようなイベントを実施し(えらそうなことを言っていますが、私は全くイベントを考えておりません・・・)、従業員間の連帯感を深めていきたいと考えています。
このコラムを読まれている皆様も、イベントの目的・意義を改めて考えていただき、一切イベントを実施していないという方々も、これをきっかけに社内イベントを検討されてはいかがでしょうか?
・研修旅行(↓弊社 原野コラム)
https://www.tsurutax.com/newsite/column/5047.html
・ソフトボール大会、月初研修(交流会)(↓弊社 家族通信)
https://www.facebook.com/tsurutakaikei/posts/1505556899509621
・リレーマラソン