2010/10/08
第13回びじ咲く会 開催報告
2010年10月08日
10月1日(金)に第13回びじ咲く会を開催いたしました。
『びじ咲く会』は、ここで出会った方同士でビジネスの花が咲くようにとの意味合いを込めています。
ここでの出会いでビジネスの花が『満開』になりました、というお話を聞くのを鶴田会計一同、とても楽しみにしております!
今回のびじ咲く会は、
第1部では株式会社いちかわの市川博史様より
「2代目奮闘記~改革・イノベーション~」というテーマでご講演いただきました。
市川さんは地元岡崎で総合衣料の小売をされています。
衣料品の小売ということで、やはり最近ではユニクロやしまむらと言った
ファストファッションの影響を受けているようです。
そんな現況もあってか、今回のセミナーはファストファッションについてや
しまむらの戦略の仕方などをわかりやすく説明していただきました。
しまむらは昔は商品の仕入れがほとんどでしたが、今では50%が独自の自社ブランドだそうです。
中国で製造をして利幅を確保していたり、昔からストッキングを安く売って女性のお客を取り込んだり…
儲かる企業にもそれぞれコスト削減の努力や戦略があるとの事。
市川さんは、特にアパレル業界はブランドが大事で、
『企業として理念を掲げることでブランド価値が上がる』と実感されています。
ユニクロやしまむらも独自の理念でブランド価値を高めていったんですね。
現在、市川さんは、地域密着の戦略として地元企業の作業服を作ったり、
ゲートボール大会を主催してユニフォームを販売したり、景品としてタオルを配ったりと
着実に仕事のフィールドを広げていらっしゃいます。
今注目しているのは、介護ビジネスの分野で、
寝たきりの方や体の不自由な方を対象とした伸びるTシャツだそうです。
実際セミナー会場にも持参していただき、その実用性を目の当たりにしたここと思います。
今後の市川さんのご活躍に目が離せませんね!
第2部では株式会社ラックの長畑達八様より
「効く!広告・販売促進のポイント」というテーマでご講演いただきました。
広告の目的は企業が収益を上げることです。
そのために新しいサービス・商品・お店を知ってもらって、
お客様の購買意欲を刺激し、ご購入頂かなければなりません。
媒体別広告費の推移や、購買者の行動プロセスの変化などもとても興味深かったですね。
広告媒体としては以前はテレビなどが多かったのに対し、
今はインターネット広告が確実に増えてきているようです。
また購買者の行動も興味を持ったらまず「検索」という流れに変わってきているようです。
それぞれの時代の流れに合わせたマーケティングが必要になってきます。
常に世の中の動きを敏感にキャッチし、お客様に提案するという長畑さんの仕事に対する熱意が伝わってきます。
今回のipadを使った講演などは、びじ咲く会では初の試みでしたが、とてもインパクトが強く、
さすが、広告に携わる方は違うなぁと思わずにはいられませんでした。
また、締めくくりとして今日から使えるテクニックということで具体的な例を挙げて説明していただきました。
普段何気なく見ている広告なども色々考えられて作られているんだなぁと感心しました。
みなさんが使えるテクニックもたくさんあったかと思いますので、
それぞれのお仕事に活かしていただければと思います!
今年最後のびじ咲く会は12月3日(金)となっております。
詳細は後日、セミナー情報にてお知らせさせていただきます。
次回は趣向を変えて、自社アピールタイムをとりたいと考えています。
是非、ビジネスの花が咲きますよう、この機会をご利用くださいませ。