2018/06/04
世界一幸せな国は・・・?
こんにちは、岡崎事務所の蜂須賀です。
最近は天気もよく、急に暑くなり始めていますが、
体調を崩したりはしていないでしょうか?
私はというと、年に一度の健康診断が近づいてきたこともあり、
あわてて食生活を気にしだしている、今日この頃です・・・。
さて、みなさんは、
「世界一幸せな国、ブータン」というキャッチフレーズに聞き覚えはありますか?
経済的にはさほど豊かでもないのに、国民が幸せに暮らしている、
と数年前に話題になった南アジアの国です。
国連が発表している「世界幸福度ランキング」の2018年最新データでは、
1位のフィンランドを始め、北欧の国が上位にランクインしています。
ブータンは・・・というと、97位。
あれ?もしかして、意外と幸せではない!?
ちなみに日本は52位だそうです。これまた微妙ですが。
少し調べてみると、
一時は「世界一幸せな国」とブームにもなったほどのブータンも、
近年では、貧困や経済格差、治安の悪化など、
単に「幸せな国」の一言では片づけられない問題が顕在化しているようで、
それがランキングにも表れているのかもしれません。
それでも、ブータンという国の特徴的なところとしては、
1970年代から国王自らが「GNH(国民総幸福量)」というものを提唱し、
経済的な豊かさよりも、精神的な豊かさに重きをおく政策をとってきていて、
「幸せかどうかは、自分の心が決めること」
「日々必要なだけの衣・食・住が足りていれば、それだけでも十分幸せ」
といったような考え方が、国民の間に浸透しているのだそうです。
「幸せな国」ブータンでさえ、実際には厳しい現実があるのかもしれませんが、
自分の心持ち次第で、
日常の当たり前のことでもありがたいものと感じ、幸せでいることができる、
といった考え方は、大いに学ぶべきところだなと感じました。
鶴田会計では、毎日の朝礼で、
メンバーそれぞれが日頃の出来事の中で感謝したことを発表しています。
仕事の中でメンバーに感謝したことや、プライベートのほっこりするような感謝のエピソードなどなど・・・。
私自身も気が付くと、
普段の生活のささいな出来事にも感謝するという、よい「クセ」が身についてきたような気がしています。
皆さんのご家庭や職場などでも、
お互いに日々感謝したことを話題にしてみてはいかがでしょうか?