2020/06/01
休業と助成金について
こんちには。労務の伊藤です。
新型コロナウイルスの影響で休業をされている事業所が多く感じます。
休業に関しての助成金だけでも複数発表されておりますので、
よく利用されている助成金を2つご紹介させて頂きます。
・雇用調整助成金
こちらはテレビや新聞などでよく見かけることが多いと思います。
休業をされている従業員の方に休業手当を支給され、尚且つ前年同月と比べて売り上げが5%以上減っている場合に利用して頂く事ができます。
それ以外にも色々と基準がございますが、コロナウイルスにより特例として基準が緩和されております。
4月・5月中は特に日々、特例の内容が変更されることが多く見受けられましたが、現在は落ち着いております。
現在発表されている基準に該当する事業所は助成金の対象となります。
基準に関しましては下記のサイトをご参照ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/pageL07.html
・学校等休業助成金
小学校または保育園等がコロナウイルスによる休業を行っていた為、お子様を預けることが出来ず休業を行った従業員の方に対して、特別有休を使用して給与を補償した場合に申請する事ができる助成金です。
こちらは売り上げ等の基準はございません。
お子様がいらっしゃる事、小学校や保育園等が休業していた事、休業されている期間の給与を全額支給されている事が確認できれば申請する事が可能です。
詳細に関しましては下記のサイトをご参照ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_10259.html
現在は一端、収束しているように思いますがまだまだ予断を許さない状況が続くと思われます。
状況に応じて上記のような助成金を活用して頂く事を検討して頂ければと思います。